通常、紙器用で使用されるのは、木材ベースの木型ですが、
より精度の高い、樹脂ベース(高コスト)の型も存在します。
抜型自体には、さらに多くの種類が存在します。ロータリー式のものも
あれば、シール用の腐食型(ピナクルダイ)、NCフライスや
スチールダイ等、打ち抜く製品によって千差万別です。
ただし、紙器の加工コストやロット、納期を考えますと、
木材ベースの抜き型がベストといえるでしょう。
木型に使用する刃物は、通常刃、硬質刃、摩擦の起こりにくい鏡面刃、
スジ入れ用の罫刃、ミシン刃、マイクロミシン刃、リード罫刃、
丸刃、皿丸刃、厚い紙を抜くための二段刃・三段刃、
段ボールでよく使われる波形刃など、多種多様です。